小平選手祝福ムードの茅野市内 新たに懸垂幕

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市職員や一般市民が見守る中、市役所庁舎外壁に金獲得を祝う懸垂幕が掲げられた

茅野市出身の小平奈緒選手(31)=相沢病院=が、平昌冬季五輪女子スピードスケート500メートルで、日本女子スピードスケート界初の金メダルを獲得した感動の夜から一夜明けた19日、小平選手の地元茅野市は祝福ムードに包まれた。学校や職場では金メダル獲得の話題でもちきりとなり、名実ともに世界一となった小平選手の偉業をたたえていた。

小平選手は14日の1000メートルでも銀メダルを獲得しており、今大会個人二つ目のメダル。「冬季五輪で主将を務めた選手は金をとれない」というジンクスを吹き飛ばす快挙に、市民も大喜び。茅野市役所には19日、1000メートルの銀を祝う懸垂幕の横に、新たに500メートル金メダルを祝う懸垂幕が掲げられた。

「平昌オリンピック・パラリンピック茅野市出場選手後援会」が設置した。横1メートル、縦13メートルで、「祝・小平奈緒選手・500メートル女子スピードスケート金メダルおめでとう!」と書かれており、市職員や一般市民ら約100人が見守る中、市役所庁舎道路側の外壁に掲げられた。

自宅でレースを観戦し、金が決まると家族で祝杯をあげたという長田義久さん(76)=同市下古田=は「茅野市の宝を通り越して日本の宝になった」と話した。家族と自宅で観戦した久保田智さん(34)=同市ちの=は「期待通りの活躍を見せてくれて夫婦で大喜びした。子どもたちの目標になる」、長女の遥衣ちゃん(5)は「とっても上手だった。金がとれてとってもうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。

地元経済界も祝福。茅野商工会議所の宮坂孝雄会頭(73)は「大きなプレッシャーをはね返し、よく金メダルをとってくれた。ありがたいことで市民の誇り」と語った。

中学生時代に小平選手と練習をともにし、現在は小学生の指導もしている長田勇人さん(31)=同市下古田=は「茅野でスケートをしてきたみんなの夢をかなえてくれた」と活躍を喜び、「奈緒ちゃんを目指してスケートをやる子が増えてくれたら」と話していた。

市内の公共施設では、これまでの小平選手応援コーナーが祝福コーナーへと変わった。市民活動センター「ゆいわーく茅野」では、施設利用者との共同で制作した応援ボードと小平選手の金メダル獲得を伝える新聞を掲示。市文化センターでも祝福コーナーが設けられ、利用者らがお祝いメッセージを付箋紙に書いて貼っている。

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