岡谷西部中にLD通級教室 来年度に市教委

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岡谷市教育委員会は来年度、学習障害(LD)などの生徒を対象にした通級指導教室を岡谷西部中学校に設置する。諏訪地域の中学校では初という。同市では既に岡谷田中小学校で実施していることから、中学校でも継続して支援できるようにする狙い。4月からの開設に向け、20日開会した市議会3月定例会に備品購入費などを盛った今年度一般会計補正予算案を提出し、可決された。

LDは全般的な知的発達に遅れはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算するといった能力のうち、特定のものの習得に著しい困難を示す状態とされている。通級指導教室はこうした困難を抱える児童生徒を対象に支援する目的で、通常の学級に在籍しながら、それぞれの特性に合った個別指導を通じて困難の解消を目指す。

市教委によると、県教委は特別支援教育推進計画に基づき、2007年度から小学校への通級指導教室の設置を進めており、今年度から中学校に拡充。来年度も5校に増設する方針という。諏訪地域には未設置となっている中で、岡谷田中小での実績がある同市に打診があり、岡谷西部中への設置を決めた。

岡谷田中小では2013年度から通級指導教室を実施。現在は1~6年生20人が通っている。対象者については特別な支援を必要とする児童生徒のための就学支援委員会で決定しており、中学生についても今後、同委員会で決定していく予定。

市教委教育総務課は「岡谷市は通級指導学級に先進的に取り組んできた」と強調し、引き続き積極的に取り組んでいく方針だ。来年度には市内3小中学校への特別支援学級の増設も図る。

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