伊那中ふるさと伊那谷学 空き店舗で地域活性

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閉店した衣料品店「シマダヤ」の空き店舗を清掃する伊那中の2年3組

地域と関わりながら地域を学ぶ「ふるさと伊那谷学」に取り組んでいる伊那市伊那中学校は21日、上伊那の産学官で組織して次世代育成や地域づくりを進める「郷土愛プロジェクト」の協力で、地元の空き店舗を舞台に地域活性化につなげる企画をスタートさせた。第1弾として、2年3組30人が昨年に閉店した同市荒井の衣料品店「シマダヤ」を清掃した。3月には、1年生112人が「ふるさと」をテーマに写真と川柳の作品を展示する予定だ。

伊那谷学の一環で作品制作を行った1年生は、郷土愛プロジェクトの協力を得て、市街地の中心にあり、地域で長く親しまれてきたシマダヤの空き店舗を活用した作品展の開催を計画した。店舗内の清掃は、伊那谷学で地域貢献活動に取り組んでいる2年3組が担当した。

3組は、地元の良さを見つけて地域に貢献しよう―と2学期から市街地に出掛け、地域の人と触れ合ってきた。昨年11月下旬には、荒井のセントラルパークで信州大の学生と商店街関係者と一緒にイルミネーションを飾り付け、12月9日の点灯式で手作りの小物を販売するブースを出店して地域の活性化を手伝った。

この日は、雑巾と洗剤で床や壁の汚れを落とし、ショーウインドーや店舗入り口の床タイルをきれいに磨き上げた。後日、ワックス掛けなどを行う予定だ。

白鳥正樹君(14)は「最近、閉店したばかりだが、これからも利用してもらいたい。店舗をきれいにして、今までの町の景色を一つでも取り戻せたら」と話していた。

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