さらなる飛躍誓う 岡谷市80周年記念式典

LINEで送る
Pocket

岡谷市は23日、市制施行80周年記念式典をカノラホールで開いた。市民や来賓、近隣市町村、姉妹都市の関係者ら200人余りが出席。岡谷の発展に尽くした功労者の表彰や記念講演会を行い、歴史を礎にさらなる未来への飛躍を誓った。

今井竜五市長は「シルク岡谷」として世界に名をはせた製糸業と、その後の精密機械産業の発展、2006年7月の豪雨災害、新消防庁舎や新たな岡谷市民病院の完成、人口減少の時代到来など、80年間の歩みや変化を振り返り「先人の努力に敬意を表しつつ、次の10年、20年先を見据えて岡谷の創生を加速させる」と力強く式辞。目指す将来都市像「みんなが元気に輝くたくましいまち岡谷」の実現に向けて「全力を尽くしていく」と述べた。

表彰では自治、消防、文化、教育、健全育成など幅広い分野の功労者に賞状を贈り、市政発展に厚い志を寄せた寄付者には感謝状を贈呈。全員で市民憲章と市歌を高らかに朗じ、心を一つに市の一層の発展を願った。

式典後の記念講演では、東京大学名誉教授の石井寛治さんが「世界の絹文化を変えた岡谷製糸業」と題して講演。岡谷の製糸業が果たした役割や、資本、生産、流通の構造など数々のイノベーションをひも解いた。

岡谷市は1936(昭和11)年、当時の平野村から町制を飛び越えて誕生。55年に湊村と川岸村、57年に長地村と合併して現在の岡谷市となった。隆盛を極めた製糸業とその技術を礎とした精密工業で発展し、現在に続く産業集積地を形成した。

おすすめ情報

PAGE TOP