荒行終え気迫の水行 大法寺で帰山式

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大法寺の境内で水行を行う藤塚副住職(前列右)ら

駒ケ根市北割一区の日蓮宗大法寺(藤塚義誠住職)で24日、副住職の藤塚智徳さん(41)の「大荒行成満帰山式」が営まれた。100日間にわたる厳しい修行を終えた智徳さんをはじめ荒行僧8人が境内で気迫のこもった水行を行い、冷水で心身を清めた。

大荒行は毎年11月1日から翌年2月10日にかけて、千葉県の法華経寺と遠寿院で行われる国内屈指の厳しい修行。午前3時から午後11時まで、1日7回の水行に読経と書写行、食事は朝夕2回のかゆのみで修練を重ねる。

帰山式は荒行を成し遂げた僧が寺の本尊に報告し、関係者の祝意を受ける儀式。今回で3度目の荒行を終えた智徳さんは、他の荒行僧とともにふんどし姿で水行に臨み、吐く息も白くなる寒さの中、経を唱えながら手おけで繰り返し冷水を浴びた。境内には多くの檀信徒らが集まり、気迫あふれる水行を手を合わせて見守った。

藤塚住職は「僧は志願して行に挑む。水行を見るだけで理屈を超えて、行のすごさや奥深さを感じてもらえると思う」と話していた。

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