高遠高野球部 底辺拡大へ児童、園児と交流会

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遊び感覚でボールを握り、野球の楽しさを体験する子どもたち

高遠高校(伊那市)の野球部は25日、高遠地区野球交流会を同校グラウンドで開いた。「野球を始める子ども」「野球を楽しむ子ども」「野球を続ける子ども」を増やすため、地元の小学生や保育園児に参加を呼び掛けた。参加者26人のうち11人が野球未経験者で、「投げる」「打つ」をゲーム感覚で体験。野球部は底辺拡大のために独自につくった「高遠用具バンク」を運用し、グラブの提供や貸し出しを始めた。

野球交流会は今年度3回目で、今回は的当てピッチングゲーム「ストラックアウト」と球速を競う「スピードガンコンテスト」、ティー打撃での「ホームラン競争」を行った。「投げる」「打つ」を何度も体験した6歳の保育園児は「楽しい。小学校に行ったら野球をやる」と話していた。

用具バンクの設立は高重陽介監督(30)の発案。今回は交流会に参加した野球未経験者にプレゼントした。「そもそも家に野球道具がなくて体験したこと がない子どももいると思う。集めて貸し出すことができれば、野球をする機会が増えると考えた」と高重監督。保育園・小学校低学年児童用の小さなグラブは自らが購入。野球部員らも協力し、幼少時に使っていたグラブをきれいに磨いて提供した。

小学生と高校球児の交流は少しずつ成果として表れている。高遠少年野球スポーツ少年団によると、卒団する6年生は中学でも野球の継続を希望。部員不足で2年間休部状態だった高遠中学校野球部は、新入生の入部を前提に来年度から活動を再開する方向で準備が進んでいるという。

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