「おばちゃん味噌」新ラベル 上農高生が考案

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「おばちゃん味噌」用に3種の新ラベルを考案した上伊那農業高校の生徒たち

上伊那農業高校生産環境科の生徒有志が地元・南箕輪村大芝高原の味工房で販売する手作りみそ「おばちゃん味噌」の新ラベルを考案した。味工房からの依頼を受けて、1年間ラベルデザインプロジェクトに取り組んできた5人は2月28日の報告会で、高級感が伝わり、愛情が詰まっていることをイメージさせる3種のラベル案を発表。生産者の賛同も得られ、採用が決まった。

新ラベルは、4月に予定されている味工房のリニューアルオープンに間に合うように製作し、「おばちゃん味噌」に貼って、消費者の反応をみる。

報告会は同村のフォレスト大芝で開いた。新ラベルでは、みそだるや優しい表情の生産者の顔をデザインし、インパクトのある文字で商品を表現。黒豆の黒と稲妻の黄色で絵を引き締めた「黒豆味噌」用ラベルは「初めて食べた時に感じたうま味の衝撃を表現した」と説明した。

生徒たちは売り方の提案もした。若い世代への消費拡大や土産品としての販売を想定して、「ミニサイズにして、手に取りやすい価格にできないか」と提案。生産者らは「若いお母さんやお土産用のミニサイズの販売は思いつかなかった」と前向きに受け止めた。

高校生の若い発想力で商品価値を高める狙いで行う「上農×南箕輪村ラベルデザインプロジェクト」の一環。昨年度は同科の2年生39人が取り組み、考案した8商品のラベルデザインを同校文化祭での商品販売に活用した。今年度は外部販売用で、同科1~3年の有志が参加した。

ラベルデザインのためにみそ造りの現場を見学して生産者の声を聞き、どういうデザインなら買ってもらえるかを消費者アンケートで把握してきた生徒たち。プロデュースを担当した3年生の蜂谷祥希さん(18)は「時間をかけて話し合い、生産者の皆さんからは厳しい指摘も受けたが、社会に出たらこういうことはいくらでもあると思う。人と人とがつながる機会をたくさんもらえて、一つ成長できた」と感想を話した。

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