繭や絹の体験充実 駒ケ根シルクミュージアム

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改修を終えて広々とした体験工房=駒ケ根シルクミュージアム

養蚕やシルクをテーマにした展示・工作体験の施設「駒ケ根シルクミュージアム」(駒ケ根市東伊那)の改修工事が終了し、3、4の両日にリニューアルイベントを開く。改修では一部が別室となっていた繭クラフトや染色、機織りの体験コーナーを集約した「体験工房」や、生糸から作った紬の着物試着体験ができる着付け室を設けた。繭や絹に関する体験を充実させることで来館者の増加につながることを期待している。

富岡製糸場(群馬県)の世界遺産登録後にシルクへの関心が集まる中、観光施設としての機能強化とインバウンド(海外誘客)への対応を図る狙いで、2002年の開館以来初となる本格的な改修を計画した。

これまで2部屋に分かれていた体験工房は壁や窓を取り払い、広々としたオープンスペースにすることで利用しやすくした。工房脇に設けた着付け室は約10平方メートルで、地元に伝わる絹織物「伊那紬」で仕立てた着物の着付け体験ができる。

昨年10月に着工、2月末に完工した。工事費は約3350万円。国の地方創生拠点整備交付金などを活用した。

関宏夫館長は「それぞれの体験が見渡せるようになったことで来館者にいろんな体験をしてみたいと思ってもらえるようになれば」と期待。展示室のパネルや案内板の多言語化も終了していて「外国からの利用者にも満足してもらえるようになった」と喜ぶ。

開館時間は午前9時~午後4時30分。リニューアルイベントは両日ともに展示室の見学が無料。体験工房の体験メニューがすべて半額(受付時間は午前9時~午後2時30分)になる。着物の試着体験は午前10時と午後1時から、先着3人を無料で行い、着付け後から1時間貸し出す。写真の撮影サービスもある。併設する農産物直売所では午前10時から豚汁を無料配布する。問い合わせはシルクミュージアム(電話0265・82・8381)へ。

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