カラス対策にドローン 鷹匠に加え試験導入

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諏訪市は市街地のカラス対策として来年度、「鷹匠(たかじょう)」に加え、小型無人機(ドローン)による追い払いを試験的に取り入れる。効果を確認した上で活用したい考え。1日に開かれた市議会3月定例会一般質問で小林佐敏氏の質問に大舘道彦経済部長が答えた。

ドローンにカラスに対して忌避効果がある特殊なシートを貼ったり、プレートをぶら下げたりして飛行し、追い払う。ドローンの普及啓発を推進するNPO法人諏訪広域ドローン協力会(諏訪市)の提案を受けて検討を進めてきた。時期や実験場所は今後詰めるが、大舘部長は取材に「ドローン協力会の皆さんと協力して取り組み、カラスに対する効果を検証したい」と述べた。

市は昨年12月、大阪市の業者に委託し、諏訪湖畔に猛禽(もうきん)類を放ってカラス対策の効果を検証した。同部長は「諏訪湖畔からカラスがしばらくの間いなくなり、鷹匠による追い払いの有効性はあった」とした。一方でカラスのふんや生ごみの食べ散らかしの被害は上諏訪駅周辺で目立つようになった。鷹匠による追い払いは交通費や滞在費も掛かる。

ドローンによる追い払いの効果が確認できれば、追い払いの実行日の増加にもつながるため、費用対効果の観点からも有効性が増す。市では鷹匠による追い払いの費用を来年度一般会計に計上しているが、「ドローンによる追い払い効果が確認できれば、鷹匠とドローンを組み合わせてカラスの追い払い効果を一層高められる」と期待を寄せている。

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