希望と友情、信頼のアヤメ 岡谷田中小の校章

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アヤメをモチーフにした校章の入った校旗

岡谷市の岡谷田中小学校は2日、旧岡谷小との統合に伴って製作した新しい校章をお披露目した。校章入りの校旗は、鮮やかな紫地に白色で描くアヤメ。全校児童約420人と保護者、地域住民らが集まり、両校の歴史を未来へとつなぐ新たなシンボルを見上げながら、学びやに校歌を響かせた。

統合以降、校章のない状態が続いていた同校の体育館に、新たな校旗を大小2枚掲げた。井出誠一校長(53)は、両校の融合や子どもたちの健やかな育ちを願うデザインとし、「成長と発展を校章に約束し、一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。

校章をデザインした岡谷小卒業生でイラストレーターの山寺浩昭さん(45)=松本市=は「両校をつなぐ懸け橋も表現した。アヤメには希望、友情、信頼の花言葉がある」と紹介。インターネットを通じて資金を集める「クラウドファンディング」を活用した卓上時計製作プロジェクトの一環として、市内の若者グループ「だもんで」から、旧岡谷小のアカシアの木で作った壁掛け時計の寄贈もあった。

児童たちは、昨年2月に制定した新校歌「羽ばたけ!今」を2部合唱で披露。6年で前児童会副会長の小口倭君(12)は「卒業前に校章が出来上がってうれしい。昨年の先輩と一緒に、全校児童で大事にしていきたい」と思いを伝えた。

校章、校歌制定の記念品として、校章と校歌を配したクリアファイルを配布したほか、通学カバンに付ける校章が贈られる。

15日の卒業式に向けて、校舎への新校章の取り付け工事が進んでいる。強化プラスチック製で、縦60センチ、横63センチほどの大きさ。工房「fabスペースhana_re(ハナレ)」(山下町)が立体化した。県道沿いにある門柱のほか、正門側と校庭側の校舎壁面にそれぞれ設置する。役目を終えた旧田中小の校章は、同校の展示室で飾るという。

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