子育てママ対象に県が企業説明会 伊那

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事業所の担当者から仕事内容について説明を受ける子育て中の女性たち(手前側)。再就職の参考にした

県は5日、子育て中の女性を対象にした上伊那地域の合同企業説明会を伊那市のニシザワいなっせホールで開いた。子育てママの採用に前向きな地域内外の29事業所が参加。就労意欲を持つ71人が訪れて企業ブースを回り、担当者から仕事内容や勤務時間、職場の様子などを聞いて再就職の参考にした。

子どもの入園などで再就職への需要が高まる毎年この時期に、事業を受託するイーキュア(松本市)、長野労働局との共催で県内各地で開いている。わが子を連れて参加した女性のために、会場には玩具や絵本を用意したキッズスペースも設けた。

接客業をしていたという伊那市内の女性は「前職を生かすというよりも、仕事と子育てが両立できる職場を見つけたい」と複数のブースへ。1歳の長女を連れて来場した同市西箕輪の女性(34)は「女性の働き方に理解がある企業ばかり。いずれは就職したいので、せっかくのいい機会にしっかりと情報を得て、漠然とした不安を解消したい」と意欲的だった。

企業側は「従業員の8割は女性。検査などの工程は女性が向く」(ケイエス技研)と伝えたり、「介護職は大変と思われがちですが、最新の機械や技術で負担を軽減し、残業をなくしています」(社会福祉法人サン・ビジョン)と説明。県の「社員の子育て応援宣言!」に登録する人材総合サービスの「ナオス」(駒ケ根市)は、「就労後も同じワーカーママが悩みや不安を一緒に解決していきます」と環境の良さをPRした。

イーキュア就業支援員の船戸紗奈恵さんは「子育てによるブランクがある女性にとって、いきなり就活というのは不安が大きい。リラックスして話ができる機会を経て、次のステップに進んでいただければ」と話した。

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