橋上駅化や連続立体交差化議論 諏訪市「駅周辺市街地あり方検討会」

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諏訪市は3日、JR上諏訪駅周辺一帯の将来構想を練る「駅周辺市街地あり方検討会」の第2回会合を市役所で開いた。今回は駅舎のあり方や駅周囲のまちづくりをテーマに意見交換。橋上駅化や連続立体交差化事業について課題や利点を整理するなどして認識を共有した。

橋上駅化などに関しては、委員でJR東日本長野支社総務部企画室の青山正博室長が説明。橋上駅化する場合は事業主体が市になるとし、線路の上空に駅舎を設けることで駅前広場などを広く確保できる利点がある。5~10年ほどかかり、費用は数十億円規模になるとした。

連続立体交差化は道路を立体化して踏切を減らし、交通渋滞解消などにつなげる。県が事業主体になるとし、市街地分断の解消も目指す。完成までに30年ほどかかり、費用は数百億円規模になるとした。

委員からは費用や期間を考慮し、橋上駅の方が現実的との発言があった。一方で、広域的に考えると連続立体交差化が必要との声もあった。「費用対効果を十分に考えて」「ハード面だけでなく、人々の活動をどう引き出すかを併せて考える必要がある」との意見が出た。

駅周辺のまちづくりのあり方については、都市計画に詳しい倉田直道・工学院大名誉教授(諏訪市出身)が話題を提供。交通結節点としての役割や地域分断の解消、多世代が触れ合える交流機能の強化、歩いて楽しいまちといった「まちの顔づくり」│などの観点での検討が必要と指摘した。

金子ゆかり市長は「鉄道利用者の予測が必要。観光客を増やすにはどんなインフラが必要かなども考えないといけない」とし、「早急には結論が出ないが、機会を見つけて議論したい」と述べた。次回は6月ごろに開く予定。

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