野立て看板撤去を補助 三風の会

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伊那市の中央道小黒川スマートインターチェンジに設置された統一デザイン「三風モデル」の集合看板

上伊那地方の産学官で組織する「三風の会」は、道路沿いの土手などにある「野立て看板」を撤去したり、景観調和型の同会統一デザインに架け替えたりする場合に、2万円を限度に費用の半額を補助する制度を始めた。上伊那を南北に貫く広域農道沿線と伊那市の中央道小黒川スマートインターチェンジ周辺が対象。中央、南の二つのアルプスに抱かれた伊那谷の美しい景観を守る取り組みで、対象の沿線に約500基ある野立て看板の改善を進める。

同会は県経営者協会上伊那支部や上伊那広域連合、上伊那8市町村、信州大学農学部の関係者らで構成。活動の一環で広域農道を「伊那谷風土記街道」と名付け不要看板の見直しなどを行っている。15年には機能的で無駄のない統一デザインマニュアル「三風モデル」を策定し、集合看板約10基を設けたほか公共施設や企業の看板、電柱看板などにも採用が進み始めている。

補助事業の導入は今回が初めて。電柱看板を統一デザインに架け替える場合にも6000円を限度に半額を助成する。県建設部・都市まちづくり課は「屋外広告物条例によるものを除き、看板撤去に補助をする事例は、県内の団体、市町村を含めても聞いていない」としている。

「2027年のリニア中央新幹線開通までに、必要最小限の誘導看板のみにするのが目標」と同会事務局。補助制度の周知も図り、老朽化や不要になった野立て看板を撤去し、統一デザインの集合化も加速させていきたい考えだ。問い合わせは事務局(電話090・4460・7723)へ。

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