思い出凝縮校舎模型 豊田小6年2組が制作

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卒業式前に共同制作の校舎の模型が完成して喜ぶ豊田小6年2組

諏訪市豊田小学校6年2組(30人)が、100分の1縮尺の校舎模型を手作りで完成させた。同市独自教科の「相手意識に立つものづくり科」での取り組み。卒業式を前に1年以上かけて仕上がった記念の共同制作に、児童たちは達成感を味わっている。

旧校舎の老朽化による建て替えで、2013年8月から授業が始まった同校の現校舎。旧校舎模型が飾られており、児童たちは2年生から親しんだ現校舎の模型を作ってみたいとの思いで始まった。

実際に校舎の長さを図ったり、航空写真で屋根の状態など確認したりして設計した。学習支援ボランティアの藤森一彦さん=同市小川=が協力し、児童が壁面やベランダ、植栽や中庭などのパーツを作り、組み合わせた。バルサ材やスポンジなどを使い、休み時間や家で試作して確かめた。改良して精度を高める二度作りで、ものづくり科の学びを生かした。

模型は3階のものづくりコーナー横に旧校舎の模型と並べて設置される。木村莉子さん(11)は「藤森さんがアイデアも出してくれてお世話になった。みんなで協力して、思い出作りにもなった。全校のみんなに見てほしい」と話した。藤森さんは「工作が得意、苦手な子が分担するのは大変だった」と完成を喜び、片桐哲平教諭(30)は「試行錯誤でミリ単位の作業だったが、自分の思いを持って作りあげてくれた」と学びの姿勢を評価していた。

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