たった1人の6年生送る会 伊那市新山小

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下級生がつくるアーチをくぐって退場する竹村花さん

伊那市新山小学校で7日、たった1人の6年生、竹村花さん(12)を送る会が開かれた。同級生の転校で4年次から1人学級で過ごしてきた竹村さん。学年の枠を越えて、ともに学び活動してきた下級生37人から「花さんありがとう」と思いのこもった歌やプレゼントを贈られ、思い出の1ページにつづった。

竹村さんは2012年4月、同級生2人と入学。4年次になるまでに2人とも転校してしまったが、「1人になってからの方がほかの学年とたくさん活動でき、たくさん遊んだ」と振り返った。

送る会では、各学級が「児童会を引っ張っていってくれてありがとう」「一緒にドッジボールをしてくれてありがとう」などと感謝の気持ちを伝え、歌やリコーダー演奏、マジックショーなどを繰り広げた。4年生は大切に育ててきた蚕の繭で作った花のブローチを贈り、5年生は6年間の思い出を詰め込んだメッセージDVDを上映した。

竹村さんはお礼に下級生の似顔絵を描いたキーホルダーを一人ひとりに手渡した。

前期児童会長で5年の駄田井涼太君(11)は「5、6年生で行動することが多く、修学旅行も一緒だったから卒業してしまうのは寂しい。僕たちのことをプレゼントで思い出してほしい」と話した。

竹村さんは「卒業しないでって言われると、学校って良かったと改めて思う。今度は卒業式で、私からありがとうって全校のみんなに感謝を伝えたい」と笑顔を見せた。

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