写真は心で 石川文洋さんが永明中学校で授業

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校内を撮影しながら石川さんの写真を見せてもらう生徒

茅野市永明中学校で8日、報道カメラマンの石川文洋さん(79)=諏訪市尾玉町=を講師に迎えた2年生(116人)の授業があった。昨年度から続く「ようこそ先生」の5回目。これまでは石川さんの戦場体験から戦争や平和について学習。今回は「写真は心で撮ろう」をテーマに講演や撮影を行い、4月の修学旅行に向けて写真を撮るときの心構えを学んだ。

講演で石川さんは「自分はパソコンや車の運転などできない。写真は技術ではなく心で撮っている」とし、北ベトナムで撮った美女やメコン川を渡る船の女子学生、無人のアンコールワットなど平和で美しい写真を紹介。「戦争で悲しい顔をたくさん見ているから笑顔や美しい風景を見るとうれしい。戦争の写真は怒ったり、悲しんだりする気持ちで撮っている。どちらも、心の感動にシャッターを押している」などと話した。

撮影は、修学旅行で行動する4人グループで校内を回って収め、戻ってからパソコンに取り込み鑑賞。石川さんは「ユニークで興味深い作品が多い。写真には映像にする面白さや記録として残る力がある」などと講評した。

生徒は授業のお礼に、戦争と平和への思いが込められた「鴎」を合唱。三石咲来さんは「石川さんは誰もいない校庭を撮ったりして自由な感じ。心で撮るということがなんとなく分かった」と話していた。

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