文化振興プロジェクトが始動 諏訪地域

LINEで送る
Pocket

プロジェクトへの多くの参加を呼び掛けるメンバー

諏訪地域の文化の伝承と魅力の発信を目的に、昨年7月に諏訪地方の有志16人で発足した「諏訪の文化振興プロジェクト」(小口博正理事長)は、富士見町コミュニティプラザで17日に開くボランティア会議で来年度の活動方針を固め、本格始動する。来年度は岡谷市出身の「武井武雄」を取り上げ、講演会やDVD制作などを行う計画で、「岡谷の武井武雄」から「諏訪の武井武雄」、さらには「日本の武井武雄」へと広げる活動を展開するという。

同プロジェクトは、諏訪地域の類いまれな歴史遺産、伝統文化、文化人、芸術家などに関し、所在地や出身地だけにとどめず諏訪全体の文化へと育て上げ、広く内外に情報発信することで次代を担う子どもたちに伝承していくことなどを目的に発足した。毎年度一つのテーマに絞って活動する計画で、2018年度は武井武雄、19年度は原村出身の彫刻家・清水多嘉示を取り上げる予定だ。

18年度計画では、武井武雄の生涯や人物像、作品、功績などについて深く知るため、イルフ童画館の山岸吉郎館長を講師に招いた講演会を5月20日に開催予定。8月には武井武雄の足跡を訪ねる東京でのツアーを開き、その様子をDVDに収録。信州豊南短大の学生も参加する予定だ。来年2月には完成したDVDをお披露目する計画で、学校の教育教材としても活用していく考え。

プロジェクトメンバーは、「素晴らしい功績を残した郷土が誇る文化人や芸術家でも、出身地を離れれば同じ諏訪地方の中でも知られていないのが現状」と指摘。「諏訪全体の宝として愛せる風土をつくりたい」と話している。

17日のボランティア会議は午前10時から。同プロジェクトでは、一緒に活動するメンバー(ボランティア)を募集している。問い合わせは事務局(茅野市天香館内)の八幡さん(電話090・1829・6641)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP