明治維新から150年展 高遠町歴史博物館

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明治期ゆかりの品々が並ぶ明治150年の特別展「維新の激動と伊那・高遠の人々」

伊那市の高遠町歴史博物館は、明治維新から150年を記念した特別展「維新の激動と伊那・高遠の人々」を開いている。ペリー率いる黒船の来航(1853年)から西南戦争(1877年)まで、歴史の転換点ともいえる約20年間を読み解く史料36点を展示している。6月17日まで。

幕末から明治初期までの国内で起こった事変や伊那地方の当時の様子、高遠藩内藤家が執った政策などが分かる史料を年代ごとに展示。黒船来航を伝える瓦版は元高遠藩士の家に伝わるもので、黒船の異様な姿が描かれている。徳川幕府の譜代大名であった高遠藩は長州征伐や戊辰戦争に出兵。長州征伐出兵時に藩主、内藤頼直が記した掛け軸の書や戊辰戦争で高遠藩士が着用し、銃弾が貫通した跡が残る陣がさなどもある。

維新後の史料では版籍奉還を願い出た高遠藩に対して、許しを下した「勅許」を展示。幕府をもり立てながら新政府に従い、新しい時代の波を受け止めた内藤家の苦悩がうかがえる。人々の動きでは新しい時代に向け、進徳館を通じて学問を推進した様子が分かる。

同館の笠原千俊館長は「明治維新で日本は大変革し、国として別の顔を持つようになった。この激動の波を、展示を通じて感じてほしい」と話している。

入館料は一般400円、小中学生200円(上伊那地域の小中学生・高校生は無料)。開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)。月曜日と祝日の翌日は休館。4月は無休。問い合わせは同館(電話0265・94・4444)へ。

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