岡谷市に「フデリンドウ」CD寄贈 須澤さん

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今井竜五市長に「フデリンドウ」のCDを贈った須澤靖江さん(左から2番目)

木製の笛「コカリナ」と「樹・音」の愛好者でつくる岡谷市の「森の音りんどう」の須澤靖江さん(75)=同市小井川=が14日、原村を拠点に活動した音楽家の故安川誠さんが作曲、須澤さんが作詞した同会の会歌「フデリンドウ」を収めたCD14枚を市に寄贈した。2010年に亡くなった安川さんの遺作で、「岡谷発祥の歌を広めたい」という願いを込め、市内の小中学校などで活用してもらいたい考えだ。

「フデリンドウ」は、須澤さんが同市郊外の塩嶺小鳥の森に群生するフデリンドウに感動した思い出を歌にした。春夏秋冬の4番まであり、諏訪湖や八ケ岳など豊かな郷土の四季が歌われている。同会を指導していた安川さんが曲を付けて09年に完成。11年にCD化され、「樹・音」やピアノなど四つのバージョンが収録されている。

CDを制作した原村のNPO法人やすらぎの音楽協会が一昨年に解散し、残っていたCDが作詞者の須澤さんに託された。これまでは演奏会などでプレゼントしていたが、「歌を広めたい」という安川さんの遺志を受け継ぎ、市内の小中学校で歌ってもらったり、「絹の街」の歌詞にちなんで岡谷蚕糸博物館で使ったりしてもらおうと、市に寄贈することにした。

市役所を訪れた須澤さんは歌が誕生した経緯や歌詞を説明し「子どもたちに歌い継いでほしい」と今井竜五市長にCDを手渡した。今井市長は「教育委員会や蚕糸博物館とも相談して活用していきたい」と礼を述べた。

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