諏訪日赤の管理棟完成 26日稼働

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完成した諏訪赤十字病院の管理棟を見学する関係者

諏訪赤十字病院(諏訪市)で建設工事が進んでいた管理棟が完成し、14日、竣工(しゅんこう)式があった。医師が執務をする医局や事務室などの管理部門を集約。24、25日に本館からの引っ越し作業を行い、26日から使用を始める。冷暖房を本館に送るエネルギー施設も備えた。下水管から排出する熱などを利用するシステムで、県管理の流域下水道では初めて導入。エネルギーは4月から全面切り替えする。

病院北側に増築した。鉄骨造3階建てで、延べ床面積は3910平方メートル。1階にエネルギーセンター、2階に事務室や応接室など、3階に医局やチーム医療のミーティングをする会議室を設けた。

エネルギーセンターは、空調用の冷温水などの供給を受ける隣接の「諏訪エネルギーサービス」との契約が4月末で終了することを受けて自前で設けた。事業費は17億8000万円。

10年前に比べて医師が80人から120人、看護師ら職員が700人から1000人超に増えており、手狭になっていた。管理棟増設に伴う本館の空きスペースには手術室などを増設し、高度急性期病院としての機能強化を図る。

50人余が出席した式典で、日赤本社の中田一夫病院支援部次長が同社の富田博樹医療事業推進本部長の式辞を代読。本館に手術室が増設されることに触れ、「今まで以上に安全な医療提供体制を構築し、地域住民の命や安全を守りたい」と述べた。

大和眞史院長は関係者の尽力に感謝した上で、「病院の発展に努めたい。新しい建物で歴史をつくれることに誇りと喜びを感じる」とあいさつした。

同棟の設計・監理は横河建築設計事務所、本体工事は岡谷組、エネルギーサービスはシーエナジー、電気設備工事は電管エンジニアリング、機械設備工事は高砂熱学工業が手掛けた。

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