災害用段ボール椅子製作 城南小4年2部

LINEで送る
Pocket

災害用段ボール椅子の披露セレモニーで完成を喜ぶ城南小4年2部の児童。校庭隅の市防災倉庫へ保管する

諏訪市城南小学校で16日、4年2部33人が製作した災害用段ボール椅子の披露セレモニーがあった。児童たちは同市独自教科の「相手意識に立つものづくり科」の一環で椅子11脚を作り、同校校庭隅にある市の防災倉庫へ保管する。災害時に避難所などで役立ててもらう段ボール椅子は既存の製品をベースに、子どもたちが工夫を凝らして使いやすく改善した。

市内の各小中学校には毛布やブルーシートなどが入る防災倉庫が整備されており、子どもたちが作った備品が納められるのは初めて。

同クラスは社会科の授業で防災について学び、地域防災について役に立つ物を作ろうと、段ボール箱製造のコスモス工業(茅野市)の協力を得て、頑丈で軽い椅子作りに取り組んだ。

昨年9月に各自1脚ずつ作り、その後、11グループに分かれて作り方などを改善しながら新しい椅子を完成させた。段ボールは地域で不用になった物を集め、厚さ16~24ミリになるようのりで張り合わせた。高さは38センチ。組み立て式で三つのパーツからなり、コンパクトに収納できるのが特徴だ。

セレモニーでは、原奏斗君(10)、田中陽介君(同)、早出啓佑君(同)の3人が苦労した点や工夫した箇所を発表。「ガタガタしないように作るのが難しかった」「被災したときに気持ちが落ち込むと思うので、元気が出るような明るいデザインにした」などと話し、万一の際に役に立ってくれればと願っていた。

合わせて、校区内の避難所などを記した自作の防災マップも披露し、写真付きで見やすくした点などを発表した。

おすすめ情報

PAGE TOP