新たな玄関口 中央道駒ケ岳スマートIC開通

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開通した駒ケ岳スマートIC。テープカットを行い誕生を祝った

駒ケ根市の福岡、南割両区にまたがる中央道駒ケ岳サービスエリアに整備していた駒ケ岳スマートインターチェンジ(IC)が17日、開通した。県内では6カ所目、全国では100カ所目となる自動料金収受システム(ETC)専用のIC。上り線側の入り口では同日、同スマートIC地区協議会が開通式を開き、地域振興の呼び水として期待を寄せる新たな玄関口の誕生を祝った。

同スマートICは中央道上下線に整備された24時間運用のフルインター形式。ETCを搭載した全車種(車長12メートル以下)に対応している。総事業費は約15億4000万円。このうち約2億4000万円を市が負担し、市道への接続道路などを整備した。

1日当たりの利用台数は上下線合わせて1600台を想定。高速道路のアクセス性向上による周遊型観光の形成や駒ケ根IC周辺道路の混雑緩和といった整備効果が期待されるほか、半径5キロ圏内には駒ケ根、飯島両市町の工業用地もあることから企業誘致への期待も大きい。

関係者約70人が出席した開通式で、同協議会長を務める杉本幸治駒ケ根市長は「開通を契機にこの施設を最大限に生かした活気あふれるまちづくりと地域の発展に積極的に取り組む」とあいさつ。ネクスコ中日本名古屋支社の近藤清久支社長は「効果を最大限発揮させるべく安全を最優先し、安心快適な高速道路を確保していく」と語った。

式典に続いて市消防団ラッパ隊のファンファーレ演奏を合図に関係者がテープカットやくす球割りを行い、地元の福岡保育園と赤穂南幼稚園の園児78人が風船を飛ばして開通を祝った。

上下線の入り口では事前の抽選で決定した最初の通行車両各5台に「開通通行証明書」が贈られた。上り線側の5台に選ばれた同市福岡の森脇美代里さん(47)は家族4人で乗車。「高速を利用することが多いので近くにスマートICができてうれしい。4月から子どもが新潟の大学に通うので、今後さらに利用が増えそう」と開通を歓迎していた。

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