ドクターカー運用で協定 諏訪日赤と広域連合

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ドクターカーの緊急出動に関する協定を結んだ諏訪赤十字病院の大和院長(右)と金子諏訪広域連合長

諏訪赤十字病院と諏訪広域連合は22日、同院が運用しているドクターカーの緊急出動に関する協定を締結した。これまで運用について双方で正式な取り決めがなかったため、要請基準や事故が起きた場合のスタッフの補償などを明確化した。運用体制を確立することで、地域住民の救命率向上を図りたい考えだ。

ドクターカーは2009年12月に同院救命救急センターが運用を開始し、諏訪消防署管内を中心に消防から要請があった場合に現場へ行き、患者の手当てをしてきた。諏訪広域消防本部が15年4月に一元化されてからは、出動するエリアが広域化。ドクターカーの運用が始まってからの3年間は緊急出動数は年間20件以下だったが、年々増え続け、今年度は今月21日時点で101件と活動数が伸びている。

同連合、同消防本部、諏訪地方6病院、3医師会と協議を進め、現場での混乱を防ぐためにも運用内容の明確化を決めた。

この日、諏訪市役所で開いた調印式で大和眞史院長は「広域体制でどのような運用をしていくかで、現場でも戸惑いがあった。ドクターカーをより有効に使っていただける協定が結ばれ、諏訪に住む人たちにますます貢献できると期待している」と話した。

金子ゆかり連合長は「諏訪広域消防としてもドクターカーが一緒に動いてくれることは大変心強い。いち早く(患者が医師らに)診てもうにはドクターカーが非常に有効。今回の協定により、連携体制が諏訪圏域内に行き届くことは大変ありがたい」と述べ、協定を喜んでいた。

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