サロンしもすわ よろず相談、喫茶開設へ

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開設から11年の「サロンしもすわ」の今後について話す代表の樽川さん

下諏訪町の女性有志が地域交流などの場としてJR下諏訪駅前通りに開設している「サロンしもすわ」が、新たな取り組みを始める。4月から訪れる人の多様な相談に応じるコーナーと喫茶を設けるほか、7月から中学生と高校生を対象とした「政治学習塾」を計画する。サロン開設から11年。代表の樽川通子さん(88)は「ここを一つの節目としつつ、引き続いて住民に交流や学習の場を提供していきたい」としている。

相談コーナーは「よろず何でも相談所」とし、訪れた人たちに樽川さんが対応する。子育てや家庭、地域の問題など日常生活の悩みのほか、移住や障がいのある人の観光などさまざまな相談に応じ、助言する。「行政は敷居が高いという人もいるので、気軽にお茶を飲みながら話ができれば」。必要に応じて町役場など関係機関に橋渡しする。

並行して開設する喫茶は、「ワンコイン喫茶」と名付け、500円でコーヒーなどのお茶とパンを提供。会話などを楽しめるようにする。相談、喫茶とも月曜から土曜までの毎日午前10時~午後5時。日曜祝日は休みとする。

中高生向けの政治学習塾は「若いうちから政治に関心を持ち、新しい時代を切り開くような将来の政治家を長野県から育てたい」という願いを込めて開講する。7~10月に計4回を計画。女性の社会参画など多方面で活躍してきた樽川さんの人脈で政治家や経済人らを講師に招き、政治とは何かといった問題を学ぶ。近く詳細をまとめ、受講生を募りたいという。

新たなスタートを切るのに伴い、平日提供してきた昼の定食は今月末で終了し、各界から講師を招いて毎週土曜日に開いてきた勉強会「あの人の話を聞く」は、月1回のペースに回数を減らす。

樽川さんは政治学習塾の構想について、「うまくいくのかどうか分からないが、これまで人が手をつけなかった部分に種をまきたいという思い。地域から人材を育てる場になればうれしい」と話している。

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