清水まなぶさん「歌と語り」で平和伝える

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歌を交えて平和の尊さを話す清水まなぶさん


諏訪地域を中心とした有志グループ「戦争はいやだ、平和を守ろう会」は24日、長野市出身のシンガーソングライター、清水まなぶさんを招いた催し「歌と語りと―信州全市町村から渡された平和への願い」を諏訪市総合福祉センターで開いた。戦争体験者らの話を聞き取った清水さんは「それぞれ居た場所や年齢は違うけど、もう二度と戦争はしてくれるなという思いは同じ」と強調した。

戦争を体験した祖父を持つ清水さんは県内77市町村を訪れ、戦争体験者やその家族から当時の話を聞き取る「回想プロジェクト」に取り組み、内容をまとめた著書を発刊している。

清水さんは「ひとたび戦争が起きると当たり前の幸せが奪われる」と指摘。「つらいと感じるだけでなく、二度と起こさないために何をすべきかしっかり考えないといけない」と述べた。

上水内郡信濃町にある寺の鐘は、戦時下の金属供出で今も代わりの石の鐘が使われていると紹介。住職から「(供出された時の)悔しさは忘れられない」と言われたことを振り返り、「こんな事実を語り継ぎたい」と話した。平和は多くの人の協力がないと実現しないとし、「若い世代を巻き込み、平和を望む輪を広げたい」と力を込めた。

会員ら約50人が来場し、歌を交えた清水さんの話に聴き入っていた。

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