諏訪湖創生ビジョン 諏訪地方4LC宣言

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参加者全員で声を合わせ「諏訪湖創生ビジョン」に取り組む宣言をした環境フォーラム=諏訪市文化センター

諏訪地方の4ライオンズクラブ(諏訪湖、岡谷、茅野、下諏訪)と県は25日、諏訪市文化センターで開いた環境フォーラムで、生態系の保全やまちづくりなどの観点から諏訪湖の20年後の目指す姿を示した「諏訪湖創生ビジョン」に取り組む宣言をした。会場に集まった小学生から大人まで約250人が「地域一体となって『人と生き物が共存し、誰もが訪れたくなる諏訪湖』の実現を目指す」と声をそろえた。

フォーラムでは、魚がすみやすい諏訪湖を学習してきた諏訪市高島小学校3年1組の児童が校内の池で行った実験や観測、諏訪湖漁業協同組合などからの聞き取りを踏まえてまとめた提言を発表した。「諏訪湖のヘドロを取り除いて深くしてみては」「(水草の)ヒシは多すぎると良くない。取り除いて日光が底に届くようにしたらどうか」などと訴えた。高校生グループが主体となったスポーツの要素を取り入れたごみ拾いイベントの報告もあった。

諏訪湖創生ビジョンについては中島恵理副知事が講演。構成や今後5年間で取り組む事業、推進体制などを紹介した。「きょうをビジョンの実現に向けた出発点としたい」と語った。

中島副知事、金子ゆかり諏訪市長、佐久秀幸諏訪観光協会長がパネリストを務めたパネルディスカッションで同副知事は「ビジョンの策定に向け、行政の縦割りを廃し、横串を通した。行政の枠を超え、さらに民間団体や住民といかに連携して事業を進められるかが実現のポイント」と述べた。佐久会長は「諏訪湖の持つ神秘性は多くの観光客を引き付ける。その大前提としてきれいでなければならない」と指摘。金子市長は「諏訪湖再生の物語はまだまだ続く。素晴らしいエンディングを書き込みたい」と意気込んだ。

最後に児童、高校生、県や市、ライオンズクラブや民間団体の代表者がステージに立ち、会場と声を合わせてビジョンに取り組む決意を表明。「諏訪湖はかけがえのない宝」であると確認し、「一人ひとりが関心を持ち、できることに取り組み、連携を強化していく」などとする宣言文を読み上げた。

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