自然景観 上伊那の強み 満足度調査で評価突出

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上伊那地方を訪れた観光客のうち、自然景観やその雰囲気を評価した人が突出して多かったことが上伊那観光連盟が実施した来訪者満足度調査で分かった。調査は観光の強みや弱みを把握するため今年度から実施しているもので、同連盟の発展的解散により10月に設立する広域連携DMO「信州伊那谷・上伊那観光局」(仮称)で分析結果を活用。新たに外国人観光客を対象にした同様の調査も新年度に導入し、インバウンド誘客に向けた基礎データも積み上げていく。

調査はDMO設立のための必須指標。昨年7月から今年2月にかけて実施し、 聞き取りと郵送により上伊那地方8市町村の観光地を利用した396人から有効回答を得た。

総合満足度と各項目を7段階で評価する内容。最高ランクの評価割合でみると、「自然景観や雰囲気が感じられる」は42・4%にのぼり、国内のほかのDMOと比べて10ポイント以上上回った。次いで街並み景観、地域ならではの食事、土産品が17~18%前後で並んだ。

一方で体験プログラムについて最高評価の割合は4・5%と低く、従来から弱みとされてきた課題が改めて浮き彫りになった。宿泊施設の質やおもてなしについては、国内のほかのDMOと比べて下回った。

訪れた観光客の年齢別では60代が25・3%と最も多かったが、総合満足度では30代以下や40~50代に比べて評価が低かった。居住地は東海が29%、甲信越が28%、関東が27%を占め、2回以上来訪のリピーターは59・1%。来訪エリアの消費金額は平均で1万4061円だった。

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