伊那谷ガレット協議会加盟店 提供3万食超す

LINEで送る
Pocket

設立後1年余りの実績が報告された信州伊那谷ガレット協議会の総会

地元産のそば粉を使った料理・ガレットで地域振興を目指す「信州伊那谷ガレット協議会」の加盟店が、会設立後1年余りの間に提供した「信州伊那谷ガレット」は3万食を超え、販売額は約2676万円に上ったことが26日、同協議会のまとめで分かった。事務局は「大きな経済効果を地域にもたらしていると考えられる」と手応えを強調。伊那谷の名物や食文化としての定着を目指し、情報発信や食育などの事業をさらに強化していく考えだ。

協議会は提供店や行政機関などで2016年9月に発足した。会員店舗のうち、メニューとして提供する22店を対象とし、翌月から17年10月までの1年1カ月間の実績をまとめ、伊那市内で開いた総会で報告した。

伊那谷ガレット提供数は計3万1127食で、内訳は店舗が計2万8836食、イベント販売が計2291食。協議会の主催で昨年10月に開いた「ガレット・マルシェ」では雨にも関わらず1200人が来場し、用意した800食が完売したという。

新年度は、伊那谷ガレット食べ歩きマップの最新版を3万部作成。食べ比べの楽しさを伝えるとともに、登山客にも周知して集客増を狙う。地域の小中学生にガレット作りを体験してもらう食育プロジェクトは、高校にも参加を呼び掛けて拡充。そば栽培プロジェクトのガレット・ラボも継続し、種まきと収穫は地域住民を交えて行う計画だ。

昨年4月~3月の年度実績は今後集計するが、数量・金額ともに今回の数字を超える見込み。新年度は4万食・3100万円の目標を立てている。渡邊竜朗代表は「予想以上の大きなうねりを作り出せている。食文化としての固定化や、伊那谷の郷土食としてのガレットという立場の獲得に向け、各事業を展開していきたい」と話した。

これまで上伊那広域連合リニア推進課内に置いていた協議会事務局は、4月から伊那市観光(同市高遠町)に移転する。

おすすめ情報

PAGE TOP