2018年03月29日付

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今年度の「第5回信州おもてなし大賞」には、箕輪町からJINRIKI(中村正善社長)と、古田の里赤そばの会(唐澤利文会長)、富士見町の富士見高原リゾート(福田敏明社長)の3団体が輝いた。県内22件の応募の中から選ばれた▼おもてなしの向上に真剣に向き合う、企業や団体、個人に贈られる。選考基準は、信州らしさや伝統を大切にし、来訪者に期待以上の感動を与えるというだけでなく、今後、他地域への波及が期待されることも大切な要素となっている▼JINRIKIは、車椅子にけん引レバーを取り付けて、坂道や雪道の移動を容易にし、さらに移動の安全性も高めた。富士見高原リゾートは、JINRIKIの開発した機材なども活用してユニバーサルフィールドづくりを推進し、地域でのさまざまな連携に発展させ、面的な広がりの起点になっている▼古田の里赤そばの会は、4・2ヘクタールの赤そば畑一面にピンク色の花を咲かせ、イベントも開いて地元の人たちと一緒に来場者を楽しませている。外国の団体客も増えたことから、外国語表記のトイレの案内板も検討しているとか▼いずれも、信州を少しでも楽しんでもらおうと、自分たちが向き合う信州らしさを、より深く掘り下げていく取り組みだ。よく言われる、「信州らしさ」は漠然としているが、大賞の実践例には、目指す信州の姿や楽しませたい風景が明確に描かれている。

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