茅野市10地区コミュニティC 浄水装置配備

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茅野市の各地区コミュニティセンターに配備された浄水装置「コッくん飲めるゾウ」

茅野市は28日、災害時に安全な飲料水を供給するため、基本避難所となっている市内10地区の地区コミュニティセンターに災害時対応用の手動式浄水装置を各1台配備した。市役所で配備式があり、コミュニティセンターの市職員が浄水装置の機能や操作方法に理解を深めた。

浄水装置の配備は災害時に道路や橋が寸断され、市の給水活動に支障が出ることを想定した防災計画に基づく取り組みの一環。市役所に配備した機械式浄水装置に続く導入で、同市金沢のミヤサカ工業が開発した非常用浄水器「コッくん飲めるゾウ」(約20万円)を10台購入した。

同製品は幅26センチ、奥行き36センチ、高さ60センチ。重さは10・5キロ。手動ポンプで圧力をかければ連続浄水が可能で、1台で飲料水と生活用水を確保できるのが特長。飲料水はRO逆浸透膜を通じて1時間に15リットル、生活用水はMF中空糸膜を使って1時間で150リットルを供給できる。購入後6年まではフィルター1個を無償提供する特典もある。

市役所には職員約15人が集まり、麦茶を使って浄水効果を確認した。同社の宮坂義政社長は性能を解説しながら、「有事の際に地域住民の命を守るために活用してほしい」と呼び掛けた。同社は、市の補助金を活用して開発し、20日に発売した新型の手動式浄水器「飲めるゾウミニ」(約2万5000円)10台を市に寄贈。併せて各地区コミュニティセンターに配備された。

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