災害派遣へ「DPAT」 医療センター駒ケ根

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派遣用車両に乗り込むDPAT隊員ら

県立こころの医療センター駒ケ根(駒ケ根市)は、大地震などの災害時に現地に入り精神保健医療の支援や被災者らの心のケアに当たる「災害派遣精神医療チーム(DPAT)」の派遣態勢を県内で初めて整え、29日に結成式を行った。同病院の精神科医や看護師、事務調整員らで組織。来月にも県と協定を結び、県DPATに登録される見込み。

同病院は2014年10月の御嶽山噴火の際、県精神保健福祉センターなどと「こころのケアチーム」として現地に出動。県立木曽病院や避難所などで被災者や家族、支援者らの支援を行った。この活動を経て昨年9月、DPAT先遣隊を組織できる病院として厚生労働省に登録。このほど同病院の患者の遺族から寄せられた寄付金を活用して、派遣用にワンボックス車を整備した。

DPATは4人で一つのチームを編成。同病院はすでに先遣隊1チームを登録しているが、運営チームを組織して人材育成を進めており、4チームほどに増やしたい考えだ。

式で樋掛忠彦院長は、DPATの隊員らの今後の活躍に期待。「県や他の医療機関と協力してDPATのネットワークの拡大や、災害派遣医療チーム(DMAT)との連携のあり方も模索していきたい」と述べた。

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