岡谷市と埼玉県鴻巣市 災害時協定締結へ

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岡谷市は30日の定例記者会見で、埼玉県鴻巣市と災害時の相互応援に関する協定を締結すると発表した。大地震に備え、同時に被災する可能性が低い遠隔都市との連携を強化する狙いで、姉妹都市以外の遠隔都市との応援協定は初という。4月20日に鴻巣市で調印式を行う。

岡谷市によると、糸魚川-静岡構造線断層帯地震などの大地震が発生した場合、鴻巣市は岡谷市から約130キロ離れており、地震の影響が少ないと推測。また、両市の区間には国道17号や圏央道、関越道など複数の交通網が整備されていることから、地理的に応援、援助を受けることが可能と判断した。

鴻巣市側も首都直下型地震である東京湾北部地震に備えるため、甲信越地域の自治体との連携強化を検討していたといい、両市のメリットが一致した形だ。

協定は、大規模な災害が発生し、単独では十分な対応が難しい場合を想定。▽食料や飲料水、生活必需物資などの提供▽被災者の救出、医療など応急対策に必要な資機材や物資の提供▽救援、救助活動に必要な車両の提供▽職員の派遣▽避難が必要な被災者の受け入れ│などの内容を盛り込む予定だ。

今井竜五市長は「東日本大震災以降も各地で大きな地震が発生しており、遠隔都市との応援体制の確立は大きな課題だった。防災・減災体制のさらなる充実が図られる」と述べた。4月20日は今井市長が鴻巣市を訪れ、原口和久市長と協定書を取り交わす。岡谷市の相互応援協定は45件目になるという。

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