「ワークラボ八ケ岳」オープン 茅野市

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JR茅野駅前のベルビア2階にオープンしたコワーキングスペース「ワークラボ八ケ岳」

茅野市がJR茅野駅前ビル・ベルビア2階に整備した市コワーキングスペース「ワークラボ八ケ岳」が30日、オープンした。「働く実験室」をコンセプトに掲げ、場所や時間を選択できる新しい働き方を発信しながら、企業や市民の交流を促進し、地域の活性化を目指す。オフィスブースとワークブースは同日までに全16区画が完売。大勢の親子連れや関係者が施設内を見学し、新たな交流拠点の可能性に期待を寄せた。

同施設の整備は2015年10月策定の地域創生総合戦略の一環。今年1月に着工し、電脳ひろばベレックと催事場だった市保有区画(約584平方メートル)に開設した。改修の総事業費は約8580万円。キャンプサイト(東京)が設計監理、田村建設(茅野市)が工事を請け負った。

自由に立ち寄れるフリーラウンジや、有料のミーティングルーム4室、事務所として活用できるオフィススーペース(月額制)、1~2人で使用するワークブース(同)、有料で一時的な利用が可能なワークスペースなどで構成している。

セレモニーで、柳平千代一市長は「みんなの知恵を結集して可能性を発信していきたい。いろんな働き方にチャレンジし、ビジネスの形にしていく場所にしたい」とあいさつ。テープカットに続いて内覧会があり、空き区画に申し込む個人や団体が相次いだ。

都内と蓼科で2地域居住をする佐藤俊之さん(57)は「時間のないお客さんが山の上(蓼科)に行くのは大変。ここは打ち合わせやイベントなどいろんなことに活用できそう」と話した。オフィススペースで3Dプリンターの展示や製品設計を行うスワニー茅野営業所の藤森伸所長(43)は「ここはいろんな風が入ってくる場所で新しいアイデアが生まれる。高校生や大学生に製造業をアピールしていきたい」と語った。

5歳と3歳の子どもがいるヨガインストラクターの佐々木志織さん(37)=茅野市=は第2子が保育園に入園する4月を前に「どういう働き方ができるか考えていた」といい、「ここでヨガ教室が開けたらいいなと思いました」と笑顔を見せた。

営業時間は午前10時~午後8時30分(一部は24時間入退出可能)で、定休日は毎月第3木曜日と年末年始。指定管理者はキャンプサイトと森ビル(東京)、イマージ(茅野市)でつくる「ワークラボ八ケ岳運営チーム」。スタッフ2~3人が常駐する。

この日は料理教室が開かれ、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社日本代表の阿部伸一氏が「新しい働き方ってなに?」と題して講演した。31日は午前11時から「女性の新しい働き方の今」と題したトークショーを行う。

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