赤穂中に爆破予告 ネット掲示板に書き込み

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赤穂中の生徒昇降口付近で不審物を捜索する駒ケ根署員=28日午後0時31分ごろ

赤穂中の生徒昇降口付近で不審物を捜索する駒ケ根署員=28日午後0時31分ごろ

28日午前9時20分ごろ、駒ケ根市のホームページにある「お問い合わせフォーム」を通じて、「掲示板サイトに、午後3時34分に赤穂中学校の爆破を予告する書き込みがあった」との連絡が入っているのを市職員が確認した。市や市教育委員会、学校で対応を協議し、隣接する赤穂小学校の児童も含め、全生徒児童約1470人を午後1時ごろまでに帰宅させた。駒ケ根署員や教職員らで校内を調べたが不審物は見つからず、爆発もなかった。同署は威力業務妨害の疑いで調べている。

市では寄せられた情報を基に、同校の話題を扱う非公式のコミュニティサイト「赤穂中学校 生徒の秘密基地」で爆破予告を確認。27日午後11時40分ごろ、個人名で「午後3時34分に時限爆弾が一斉に爆発する」との書き込みがあった。同サイトには28日午前10時20分にも「爆破時間は4月30日月曜日の午後3時34分ナリ」(原文)とする別の爆破予告が書き込まれていた。

市と市教委、学校は駒ケ根署と連携して対応を協議。赤穂中ではこの日、午後1時30分から授業参観、2時30分からPTA総会が予定されていたが、生徒の安全確保を最優先し、2時間目以降の授業を打ち切った。午後に家庭訪問を実施した赤穂小学校でも予定していた給食を取りやめ、下校させる措置を取った。

正午からは同署や市職員、教職員らで校内を点検。学校周辺の民家にも注意を呼び掛け、保護者にはメールで対応を報告した。

市は同日、緊急の記者会見を開き、経過を説明。杉本幸治市長は「極めて悪質な犯罪行為で、決して許せない」と憤りをあらわにし、「一刻も早い事件の解決をお願いし、二度とこのようなことがないようにしてもらいたい」と話した。

市では書き込みに30日の爆破予告もあることから、29、30の両日、生徒の部活動を中止することを決定。学校への立ち入りも禁止し、同署によるパトロールを強化する。

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