2018年04月01日付

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年齢を問わずにいつでも学び続ける「生涯学習」。市町村の公民館には受講者の要望に応じてさまざまな講座が用意されているほか、仲間が集まった自主サークルも多い。交流を深めながら趣味に打ち込んでいる▼生涯学習の要素が含まれているのが、社会人の「学び直し」。リカレント教育とも言われ、最近耳にする機会が増えてきた。経済協力開発機構(OECD)の2012年の調査では、30歳以上で資格取得などのために学習しているかを聞く質問に日本は先進国で最低だったという▼だが今はいろんな受講手法が用意されている。スクール通いだけでなく、通信教育やオンライン講座など選択肢が増えている。学び直しは社内でのキャリアアップや転職、起業のきっかけになるという。時間に追われる現代人。働き方改革やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を踏まえ、学習に費やす時間をどう確保するかは知恵が必要らしい▼学び直した人からは、知識や経験を得ただけでなく、新たな自分を再発見することにつながったという声が寄せられているという。「学び」というと堅苦しいが身近な生涯学習として料理や手芸など趣味の世界でも新たな発見は欠かせない喜びになる▼きょうから新年度が始まる。年度の切り替えは新しいことにチャレンジする好機。「人生100年時代」の到来へ生涯学習はますます重要性を増すだろう。

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