JR飯田線アンケート 高校生の半数「不満」

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上下伊那の高校に通う生徒のうち、半数余がJR飯田線に対し不満を感じていることが、同地方の自治体や経済団体などでつくるJR飯田線活性化期成同盟会が行ったアンケート調査で分かった。改善要望として、運行本数の増加や通学時間帯の車両の増加を望む声が寄せられた。28日に伊那市役所で開いた総会で報告した。

昨年度、両地域の各高校に協力を依頼し、2年生を対象に実施。3017人の回答を得た。

通学で飯田線を利用しているのは、「ときどき」の9%を含め61%。満足度については、「やや不満」45%、「不満」9%を合わせ、54%が不満と回答。「まあまあ満足」は34%、「満足」は12%だった。不満と回答した理由は「本数が少ない」が最も多く、「乗りたい時間に乗れる便がない」「車両が混雑する」「運賃が高い」などが続いた。

改善してほしい点でも、運行本数の増加や朝の通学時間帯の車両の増加などが挙げられ、快速列車の運行や電子マネーの導入への要望、定期券を購入できる駅が少なくて不便との声もあった。

期成同盟会は調査結果をもとに、飯田線の利便性向上や利用促進の取り組み、秋に予定する国やJR東海への要望活動などを進めていく。

総会では、飯田線利用促進を目的にしたシンポジウムの開催や調査研究、PR活動、イベント列車の運行などを行う新年度事業計画を承認。役員改選を行い、駒ケ根市の杉本幸治市長を会長に選出した。杉本市長は「これまでの取り組みをさらに進め、リニア中央新幹線開通を見据え、地域一丸となって飯田線の活性化を図りたい」と述べ、協力を求めた。

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