新人の三石佳代氏が出馬表明 伊那市長選

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伊那市長選への立候補を表明する三石氏

任期満了に伴う15日告示、22日投開票の伊那市長選で1日、新人で元会社員の三石佳代氏(41)=上牧=が無所属で立候補することを同市荒井の後援会事務所で正式表明した。伊那谷の中核として市の集客力向上を掲げ、歴史、自然、文化など地域の資産に芸術をからめた観光や商業振興策を主張。弱い立場の人と向き合い、わずかな声にも耳を傾ける市政を訴えた。同市長選では現職で2期目の白鳥孝氏(62)=西箕輪=、新人で前市議の八木択真氏(39)=坂下=の無所属2人が立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦の構図となった。

「このままでは過疎で人がいなくなってしまう」という周囲の切羽詰まった声を聞き、危機感を強めたという三石氏。「リニア中央新幹線の工事が始まり、伊那谷の中心部が飯田に一極集中されようとしている」とし、今すぐに観光や商業を柱とした振興策が必要と考え立候補に至ったとした。

美術品の市場開設、農産物の販路拡大、大型商業施設前のJR飯田線新駅設置、門前街としての坂下神社の再開発、石の街・寺の街としての高遠町の再開発などを政策に挙げ「観光地としてこれ以上遅れをとらないために、伊那谷の核となるべく振興を図っていく」とした。

交通手段の確保を例にしながら「作ったから利用してくださいではなく、使う側の身になって、その声を聞いて策を打つ順番でなければ決していい政治はできない。たった一人の意見かもしれないが、それを生かす市政をつくりたい」と話した。

三石氏は茅野市出身で伊那西高校卒。2011年の県議選伊那市区に無所属で出馬して落選した。3月末で光学機器メーカーを辞めて、市長選に挑む。

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