7年の被災地支援報告 ネットワークきずな

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被災地の子どもたちからの感謝のメッセージを紹介する高橋さん(左)

東日本大震災の被災地支援を行っているボランティアグループ「ネットワークKizuna~きずな~信州」は1日、岩手・宮城・福島3県の保育園児らにプレゼントを届けてきた「クリスマスプロジェクト」の活動報告会を伊那市の東春近郵便局イベント室で開いた。代表の高橋泉さん(57)=同市上牧=は、7年続けたプロジェクトを終えることを表明し、「今後は東北のことを忘れないように、伝えていくことで支援を続けたい」と話した。

福島県出身の高橋さんは、2011年の震災直後に被災地支援の活動を始めた。同年11月、訪問中の岩手県大槌町で「こんな状況だけど、クリスマスには子どもたちにプレゼントを贈りたい」という声を聞いたことがきっかけとなり、クリスマスプロジェクトが始動。「子どもたちを笑顔にしたい。子どもたちが笑顔になればみんなが笑顔になり、必ず被災地の復興につながる」という高橋さんの訴えに、支援者が募金やプレゼント作りで協力した。

高橋さんらは毎年12月、サンタクロースになって被災地の保育園や幼稚園を訪ね、子どもたちにプレゼントを手渡してきた。17年は32園を訪問。3000人を超える子どもたちを笑顔にしてきた。

報告会には活動を支援した人たちが集まった。高橋さんは、現地の写真や子どもたちから受け取った感謝のメッセージを披露し、「いい形で最後の活動ができた。皆さんの応援がなかったら活動できなかった」と感謝。「団体として行う大規模なクリスマスプロジェクトはなくなるが、東北の状況は伝え続けたい」と述べた。

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