こども家庭総合支援拠点開所 茅野市

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「育ち『あい』ちの」の看板を設置する(右から)樋口副市長、柳平市長、山田教育長、矢崎教育長職務代理

不登校や児童虐待、発達障がいなどの相談窓口を集約し、子どもや家庭の早期支援につなげる茅野市のこども家庭総合支援拠点「育ち『あい』ちの」の開所式が3日、拠点のある市役所内の市教育委員会で行われた。柳平千代一市長と山田利幸教育長が看板を設置し、職員の連携と支援の充実を呼び掛けた。市教委によると、拠点の開設は県内初めて。

市役所6階で児童手当や1人親家庭支援、児童虐待など要保護児童対策を行っている「こども課」に、同市本町東の母子通所訓練施設やまびこ園に併設していた「発達支援センター」を移転。学校教育課のスクールソーシャルワーカー(SSW)を配置転換するなど、子どもや家庭支援の相談員をこども課に集めた。

市教委は夏までに、子どもと一緒に相談ができる「交流スペース」と相談者の秘密を守る「交流室」を、同じフロアの西側に整備する計画だ。

組織は保健師や臨床心理士、保育士・教員経験者ら15人体制。具体的には、発達支援相談員や子ども家庭支援員、家庭児童相談員などとして活動するほか、教育支援指導主事とSSW、県配属の統括コーディネーターは学校の問題を支援につなげる。

市教委は「『子どもの支援』には『家庭の支援』が必要」と指摘。拠点の整備で迅速な情報共有と早期支援が可能になると話す。また県や児童相談所、警察、病院、保育園・学校、市健康福祉部など関係機関と連携し、継続的な見守り支援に当たる考え。

開所式で、山田教育長は「発達支援センターとこども課、幼児教育課、学校教育課の力を結集し、0~18歳の絶え間ない支援を作り上げたい」とあいさつ。柳平市長は「支援のスタートは相談から。相談をつなげて温かい支援をしてほしい」と期待した。

愛称は庁内外から応募のあった158件から決めた。拠 点責任者の五味健志こども課長は「お子さんやご家庭の支援に職員一丸となって取り組む。それぞれの育ちを大切に、愛情込めた支援を行っていきたい」と決意を語った。

開設時間は市役所開庁日の平日午前8時30分~午後5時15分。問い合わせは、市教委こども課(電話0266・72・2101)へ。

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