伊那市長選告示まで1週間 出馬表明は現新3氏

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任期満了に伴う伊那市長選は15日の告示まで1週間に迫った。これまでに現職で3選を目指す白鳥孝氏(62)=西箕輪=と、元市議の八木択真氏(39)=坂下=、元会社員の三石佳代氏(41)=上牧=の新人2人が立候補を表明し、無所属同士三つどもえの選挙戦に突入する公算が高い。白鳥氏が共産党支援の新人を一騎打ちで制した過去2回の選挙とは構図が異なり、22日の投開票に向けて各陣営はそれぞれの戦い方で支持拡大を図っている。

白鳥氏は、2期の実績を背景に農林業振興、移住定住、企業誘致、社会資本整備と力を入れてきた事業の継続を訴えるとともに、小型無人機ドローンなど新産業技術を地域の課題に組み込み「3期目の公約は安定と飛躍」と掲げる。特に力を入れる事業として、子育て支援の充実を挙げる。

企業や団体など幅広い推薦を受け、市内全域を支部で網羅する後援会が組織戦を展開。地域のあいさつ回り、企業訪問などで訴えを広げる。

八木氏は、住民との対話を重視すると掲げ、企業誘致などを推進する現市政からの転換を強調。地元産業の育成や市街地に人が流れて地域が潤う仕組み作り、伊那市駅前の再生、空き店舗対策などを挙げ「ビジョンを示し市民と一緒に考える。結果を出せる行政に変える」と訴える。

3月から市内各地で行った住民との意見交換会は全19回を終えた。無所属を強調して幅広い層への支持拡大に努め、街頭演説やインターネットで戦いを進める。

三石氏は、伊那谷の中核として市の集客力向上を掲げ、歴史、文化など地域の資産に芸術をからめた観光や商業振興を主張。弱い立場の人と向き合い、わずかな声にも耳を傾ける市政を訴える。美術品の市場開設、大型商業施設前のJR飯田線新駅設置、寺や石を観光資源とする高遠町の再開発などを示す。

立候補を今月2日に正式表明。前の職場や絵画、スポーツの趣味の仲間とのつながりを生かし、あいさつ回りを中心にして浸透を図る。

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