作家三沢陽一さんが新作PR 笠原書店

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特設コーナーで新作をPRする三沢陽一さん=笠原書店本店

3月上旬に5作目となる新作「グッバイ・マイ・スイート・フレンド」(光文社文庫)を出版した岡谷市川岸出身の作家、三沢陽一さん(37)=仙台市在住=が7日、同市塚間町の笠原書店本店で会見し、新作をPRした。

「グッバイ―」は、「格闘技好きの、格闘技好きによる、みんなのための、格闘技ファンタジー小説」(同社)。女子総合格闘技チャンピオンの高校生と、鏡の中から現れる「紫の隙間女」との闘いを、ミステリー要素も加えて描いたファンタジーだ。

三沢さんは2013年に、第3回アガサ・クリスティ賞を受賞し、受賞作を改題した「致死量未満の殺人」でデビュー。これまでに「不機嫌なスピッツの公式」「華を殺す」などの作品を発表、「グッバイ―」は2年ぶりの書き下ろし作品になる。

「グッバイ―」の中では、「ピッ!」というパンチの音や締め技での「ガシィイ!」などの効果音を、前後1行空けて表現。会見で三沢さんは、「効果音をどう表現するかだけで1年くらい試行錯誤した」と言い、「ミステリー要素を軽くして、格闘技とオカルト的な都市伝説を組み合わせながらも、うまく着地ができた」と、作品への自信を見せた。

「今回の作品は仙台の友達などにも好評」といい、「続編の構想もあるので、シリーズ化できるよう大勢の人に読んでほしい」と三沢さん。「気軽に手に取って、大笑いしながら読んでもらえれば。特にかつての格闘技ブームを知らない10代から20代の若い世代に読んでほしい」とPRしている。

「地元出身の作家に大成してもらえるよう最大限に応援したい」(笠原新太郎社長)という同書店では、特設コーナー設置に加えて、5月6日には三沢さんと、同じく岡谷市出身で「グッバイ―」を刊行した光文社文庫の小口稔編集長を招いたトークショーとサイン会を計画している。

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