慈雲寺の納骨堂本尊光背壁画 岩波さん制作

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納骨堂本尊の光背となる壁画「清月」と岩波昭彦さん=下諏訪町の慈雲寺

下諏訪町東町中の慈雲寺で8日、納骨堂本尊の光背となる壁画「清月」のお披露目があった。茅野市出身で日本美術院特待の日本画家、岩波昭彦さん(51)=千葉県佐倉市=が依頼を受けて制作。岩波さんは日本画ならではの鮮やかな青色が特徴とし、「心が静まり、癒やしとなればうれしい」と話している。

壁画は縦225センチ、横120センチの大きさ。納骨堂本尊となる鉄線白衣(びゃくえ)観音菩薩の光背として、青い夜空に浮かび上がる月と、諏訪湖に広がる波紋を表現した。諏訪大社にゆかりのある寺とされることから、水面には梶(かじ)の葉も描いた。

作品名は、1300年に同寺を開山した一山一寧(いっさんいちねい)国師が選んだという「諏訪八景」のうちの「清湖夜月」にちなんで名付けたという。2009年に岩波さんが日本画「夢殿」を寺に寄贈した縁で、今回2年がかりで完成させた。

この日は、同寺で開いた花祭り法要に併せて披露した。福田精裕住職(50)は「諏訪湖畔に立ち、慈悲の心で包む観音様を引き立てている絵。皆さんの心のよりどころになれば」と話していた。

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