ベトナムの大学と連携協議へ 公立諏訪東理大

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公立諏訪東京理科大の研究成果を視察するベトナム・ホーチミン市の関係者たち

ベトナム・ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン委員長ら約30人が9日、茅野市豊平の公立諏訪東京理科大を視察した。大学関係者との懇談の席上、ホーチミン市経済大のグエン・ドン・フォン学長から大学間連携の申し出があり、協議を始めることを確認した。

公立諏訪東京理科大の唐澤範行理事長と河村洋学長らが歓迎し、同大が4月に公立大学として再出発したことや、ものづくりと情報通信技術、マネジメントに特化した工学系大学であることを紹介。大島政英教授は、ホーチミン市工科大と連携の覚書締結に向けた調整が進んでいることを報告し、「サポートをお願いできれば」と呼び掛けた。

フォン委員長は「クリエーティブシティー作りを進めている。ホーチミン市にある大学との学術研究や専門的な交流関係を築けたら」と語り、フォン学長も「経営学にもビッグデータやITを活用する技術が必要だ。学生交換や共同研究などで交流を始めることができれば」と期待した。

これに対し、河村学長は「共通の関心がたくさんあることが分かった。今後交流を進めていくことができればうれしい」と応じ、取材には「まずは連絡を取り合うことから始めたい」と話した。

公立諏訪東京理科大の海外大学との連携をめぐってはこのほか、米ワイオミング州立ワイオミング大と交流に向けた協議が進んでいる。

ホーチミン市人民委員会の一行は経済交流を目的に5日に来日。愛知県知事や名古屋市長を表敬訪問した後、8日に長野県入り。同大ではベトナムゆかりの諏訪地方の10社17人とも交流し、夜は長野市で県主催の歓迎会に出席した。

10日は阿部守一知事と会談。北海道を視察後、13日に帰国する。

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