「御柱祭特需」で商業活気 諏訪信金経済概況

LINEで送る
Pocket

諏訪信用金庫(岡谷市)は、「諏訪地方の経済概況速報」(3月末調査)をまとめた。商業では御柱祭に向けた商戦が活発化し、特設コーナーを開設して御柱祭関連の商品を販売するなど、小売店や飲食店の客足が伸びた。

御柱祭が近づくとともに機運が盛り上がり、「御柱祭特需」となった。法被やタオル、おんべなどの売れ行きが好調で、オードブルや刺し身なども動いた。

観光客も増加傾向となり、諏訪大社上社本宮に近い諏訪市博物館は3月に入ってから平日の入館者が増えたほか、下諏訪町の木落し坂には観光客が頻繁に訪れた。NHK大河ドラマで人気が高まっている上田方面を経て諏訪地方に入る観光客も目立つ。企業からは「例年3月の春休みは団体客が少ないが、今年は団体、個人とも観光客の出足が良く、平日でも駐車場が満車状態だった」(ドライブイン)との声が聞かれた。

一方で、スキー場などは暖冬と雪不足の影響を受けた。客足が伸びなかった施設が多く、レジャーを目的にした家族連れが減少した。

製造業は極端な落ち込みはないながら、主力取引先からの受注状況によって企業間に格差がみられる。先行きの不透明感が根強く、新興国経済の減速や為替の動向を注視する下請け企業が多い。収益面で多少の厳しさはあっても積極的に受注確保を図る動きもある。

速報は、同信金の取引先約130社への聞き取り調査を基にまとめた。

おすすめ情報

PAGE TOP