大型連休スタート 御柱曳行路観光客どっと

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大勢の氏子や観光客が詰め掛けた御柱屋敷。皮むきなどの作業で出た「前宮四」の木っ端が観光客らに配られ、「いいお土産になる」と喜ばれた=29日午前、茅野市安国寺

大勢の氏子や観光客が詰め掛けた御柱屋敷。皮むきなどの作業で出た「前宮四」の木っ端が観光客らに配られ、「いいお土産になる」と喜ばれた=29日午前、茅野市安国寺

最大10日間のゴールデンウイーク(GW)が始まった29日、諏訪地方の観光地は行楽客でにぎわいを見せた。御柱年とあり、諏訪大社上社の御柱が安置される御柱屋敷(茅野市)、下社の8本が置かれる注連掛(下諏訪町)がとりわけ人気スポットに。その前後に、木落し坂を見物したり大社に参拝する県外客が多く見られ、御柱曳行路が諏訪観光の“黄金ルート”になっているようだ。

同市安国寺の御柱屋敷にはこの日、ちの・宮川地区の氏子たちが集結。観光客が見守る中で、上社里曳き(5月3~5日)に向けて、曳行を担当する「前宮四」の皮むきなどの作業をした。

友人と訪れた千葉県市川市の飯岡孝さん(73)は、テレビでしか見たことのない御柱との出合いに「感激」するとともに、「氏子の皆さんの熱気を感じるね」と作業にも目を向けた。JR茅野駅から木落し公園を経て、御柱屋敷に到着した横浜市の東海林啓子さん(67)。「何年かかってこれほどの巨木になるのでしょう。神々しい」とじっくり眺めた後、前宮と本宮の参拝に向かった。

「大盤振る舞いだよ。御利益あるよ」と、ちの・宮川地区の若者たちが、一連の作業で出た「前宮四」の木っ端を観光客に手渡す場面も。「いいお土産になります」と喜ばれた。御柱祭の起源や、柱の太さなどの質問攻めにあいながら、氏子の1人は「里曳きの準備をしたり、エネルギーをためる大型連休になりそうです」と話していた。

GW初日の諏訪の最高気温は4月上旬並みの13・6度とやや肌寒かったが、日中はよく晴れた。長野地方気象台によると、向こう1週間は雨や曇りの日もあるが、晴れて行楽日和となる日が多そうだという。

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