テレビ会議本格始動 茅野市と台湾高雄市交信

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テレビ会議システムを使って台湾高雄市の教育関係者にあいさつする茅野市の中学校校長

茅野市教育委員会が市内全小中学校に配備したテレビ会議システムの本格運用が始まり、台湾高雄市とのテレビ会議が11日、市役所で行われた。中学校が姉妹校提携を結ぶ両市の教育関係者があいさつを交わし、新たな交信手段の有効性を確認した。市教委は国際交流のほか授業や職員会議、児童生徒の交流にもシステムを活用する方針だ。

テレビ会議システムの導入はICT教育推進の一環。市教委は昨年、テレビ会議用のパソコンと無線LANルーター(1セット約4万円)を小学校9校と中学校4校、市役所学校教育課にそれぞれ1セット配備。グーグルのアプリケーション「ハングアウト」を通じて使用する。

台湾高雄市とのテレビ会議には柳平千代一市長と山田利幸教育長、4中学校の校長や教頭が参加。台湾側の画像がモニターに映らず音声だけの交信となったが、柳平市長が「皆さんと会ってから1カ月。寂しくて毎晩泣いています」とおどけて笑いを誘った。続いて、長峰中と北部中の新任校長2人が自己紹介し、趣味を披露するなど終始和やかなムードだった。

市教委によると、台湾高雄市との連絡調整はこれまでメールや国際電話だった。テレビ会議の導入で費用が抑制できるほか、顔の見える会話で意思疎通がより円滑に行えるという。さらに、グループでの会話が可能になるため、児童生徒の小中一貫教育交流や授業、会議への活用もできるようになる。

永明中は3月、姉妹校の国昌国民中と試験的にテレビ会議を実施。今月に入って学区内の小学校2校と新任職員の紹介をテレビ会議で行った。臼井伸明校長は「可能性はたくさんある。できるだけ使用していきたい」と話していた。

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