今年の世相「中の上」 岡谷で辛夷の花占い

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満開のコブシの花を見上げ、世相を占う西堀名木保存会の会員

岡谷市の西堀名木保存会は13日、毎年恒例の「辛夷の花占い」をコブシの木がある同市堀ノ内の横河川右岸で行った。辺りの桜と共演し、白い花は満開。会員ら40人余が集まって話し合い、花付きの具合や開花の方向から今年の世相を「中の上」とした。

コブシの木は、県道下諏訪辰野線の横河川橋から約60メートル下流に植わる。同会によると、開花は3月28日ごろで平年より2週間ほど早く、寒の戻りで見頃が続いたという。会員は「全体的に花付きが良く、咲きそろった」「花の向きが一定ではない」などと観察し、占った。

同会代表世話人の武井邦人さん(87)は「これからも皆で花占いを続けていく。穏やかで実りの多い年であってほしい」と願っていた。

かつては「名木辛夷」と呼ばれる樹齢300年余の大樹があり、開花時期に地域住民が集まって「花が上向きなら豊作、下向きなら凶作、横向きだと風に注意」などと、農作物の豊凶を占っていたという。同会によると、現在の木は2003年に植えた3代目で、周辺に農家が減ったことから1年間の世相を占っている。

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