ピロリ菌感染検査 今年度から諏訪市で導入

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諏訪市は今年度から、胃がんの原因とされる「ヘリコバクター・ピロリ菌」の感染の有無を調べる検査を導入する。国民健康保険に加入し特定健診対象の40~74歳のうちの5歳刻みと、後期高齢者医療保険に加入し後期高齢者健診対象の75歳の人に案内を送る。感染の有無を確認し、胃がんなどの病気予防につなげてもらう。血液検査で判定する。自己負担はない。

市の統計によると、2013年度の市内のがんの部位別死亡者数は、肺がんに次いで胃がんが2番目に多い。胃がんなどの発症の防止につながればと、市医師会と協議して導入することを決めた。ピロリ菌感染者は若い頃に衛生環境がよくなかった年配者にみられるとされるが、若年層でも感染している可能性があるという。

対象者は19年3月31日時点で満40、45、50、55、60、65、70、75歳になり、これまでにピロリ菌検査をしたことがない人。希望者を対象にする。市は最大1000人の受診者を見込む。

市は5月10日すぎに対象者に検査の案内と問診票を送付する。希望者は特定健診、後期高齢者健診の期間である5月21日~7月14日の間に医療機関を受診する。すでに特定健診や後期高齢者健診の項目に血液検査が入っているため、採血量を少し増やすだけで検査できるという。

健診ではピロリ菌感染の有無の確認のみで、除菌は改めて医療機関を受診してもらう。

今年度一般会計予算に事業費約80万円を計上している。市健康推進課は「感染が確認された人は医療機関を受診してもらい、胃がんリスクの軽減につながれば」としている。

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