自然学びネーチャーガイド 中川の住民団体

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骨の標本から野生動物の生態を学ぶ「わくわくしとく」のメンバー

中川村から四徳温泉キャンプ場(同村大草)の指定管理を受ける住民団体「わくわくしとく」(久保田雄大代表)のメンバーは、キャンプ場周辺の自然に親しんでもらうためネーチャーガイドの勉強に取り組んでいる。今年1年間はNPO法人蓼科・八ケ岳国際自然学校(茅野市)のガイドを講師に学び、来年度以降に野生動物観察などの体験プログラムを繰り広げる予定。

同キャンプ場は1961年の三六災害後、集団移住した四徳地区内に村が植林した村有林内にある。村四徳森林体験館・四徳オートキャンプ場の総称で、94年にオープン。同団体は2016年から指定管理を受けており、施設管理のほか、周辺森林の活用推進活動としてエコツーリズムの体験プログラムも企画する。

初回は5日にあり、同校の杉山隆さんを講師にメンバー5人が受講した。キャンプ場周辺で、木に刻まれたムササビの爪痕や樹皮が剥がされたシカの食べ痕、リスの巣穴などのフィールドサインを観察し、野生動物の種類を把握。座学では骨の標本を示し、目の穴の位置や歯の並び方などから動物の生態を学んだ。

「体験プログラムなどを通じて地元の人たちが親しめる森林になれば」と久保田代表(34)=同村片桐小和田=。村内で子育て中のメンバーの一人、宮下史恵さん(35)=同村片桐南田島=は「動物観察のほか、木の葉っぱや枝を使ったネーチャーゲームも企画して子どもたちに楽しんでほしい」と意気込んでいる。

エコツーリズム事業は同キャンプ場を拠点に、陣馬形山などへ広げたい考えで、久保田代表は「地元の自然の豊かさが村の魅力や宝と感じてもらえるよう活動を進めたい」と話している。

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