茶室「待庵」の原寸大複製 ハーモ美術館

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ハーモ美術館で展示が始まった国宝の茶室「待庵」の原寸大複製

安土桃山時代の茶人千利休(1522~91年)が建てたとされる国宝の茶室「待庵」の原寸大複製の展示が14日から、下諏訪町のハーモ美術館で始まった。京都府大山崎町の妙喜庵にある待庵を宮大工の北村幸雄さん=長野市=が再現したもので、日本の伝統文化に触れることができる。7月1日まで。

待庵は日本最古の茶室建造物とされ、千利休の遺構としては唯一のものという。複製は柱の杉、天井の竹、かまちの桐、壁どめの檜の葉など実物と同じ材を使って忠実に再現。茶室内部は2畳敷きで、床の間がある。

「にじり口」と呼ばれる入り口は狭く、茶室内は暗いが、目が慣れてくると広く感じられる。簡素な材を使っていることで空間の圧迫感を和らげ、「侘び」を演出しているという。

今回の展示は同美術館が2011年から定期的に開いている茶会「無憂華」の50回を記念し、「世界に誇る日本文化の一端を担う茶の世界を紹介したい」と企画。実際に入って見学できるほか、茶室内での茶のもてなし(予約制)も受けられる。

関たか子館長は「お茶の経験がない人も日本の伝統文化、歴史を体感してほしい」と話している。

見学料は大人1000円、小中高生500円。会期中は無休で、開館時間は午前9時~午後6時。呈茶は4月20日までと5月8~14日、6月5~11日の正午~午後4時。代金は1000円。5月27日にはNHK大河ドラマなどで茶道指導をした表千家教授の鈴木宗卓さんの講演会もある。定員150人(要予約)で、聴講料は2000円。

申し込み、問い合わせは同美術館(電話0266・28・3636)へ。

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